粕紙(かすがみ)

チリのない紙を作るときには欠かせない「かみしぼり」(ちりとり)の工程。
その工程の副産物としてたくさんのチリがでます。
Corsoyardでは楮、三椏、雁皮のチリを乾燥保管しており、そのチリを再び「煮熟」「叩解」して漉いたものを「粕紙」としています。
ロットごとにチリの様子や原料の割合が少し変動するので、毎回まったく同じように漉けるわけではありませんが、素朴な味のある紙になります。

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紙名 粕紙(かすがみ)
漉判 京間判(約64cm×98cm)
重さ 4~8匁/京間判
原料 楮、三椏、雁皮のチリ(割合不定)
煮熟 ソーダ灰
精製 なし
叩解 ナギナタビーター又はホーレンダー(ローラービーター)
漉方 流し漉き
乾燥 ステンレス板乾燥機 または天日乾燥  (真鍮板乾燥機 2017年まで抄造の在庫)


 


Corsoyardが定番で漉いている紙です。

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